ブログ主 プロフィール

みなさん、こんにちは。

ブログ主のハムと申します。

 

私は2016年にアメリカ人男性と結婚したのちに、夫のADHD/自閉症スペクトラム障害が発覚し、そこから地獄のような日々を送りつつ、今は浮き沈みもありながら私たちの夫婦の形を作るところまで辿り着きました。カサンドラ症候群と言われ、抑鬱状態に3年間苦しんだこともあります。別居をしたこともあります。

 

発達障害は日本でも認知が進んできたものの、表面上の軽い情報しかなかったり、机上の空論のようなライフハック本など、発達障害当事者支援ばかりに世間の目が向きがちです。

 

しかしながら本当の意味で情報を必要とし、助けを必要とし、癒しが必要なのは、周囲で当事者を支える配偶者や同僚、上司の方、いわゆるケアラーの方ではないでしょうか。

 

発達障害という、知的障害を伴わない自閉症を持つ方と人生を送るのであれば、

  1. 発達障害という、自閉症を正しく理解する
  2. ケアラーご自身が、発達障害者の方とどのような付き合いを望むのか明確にする
  3. ケアラーご自身の心身が壊れないよう、自ら行動する

これらが必要不可欠になってきます。

 

発達障害は病気ではなく障害ですから、治ることはありません。

頑張ればなんとか良くなる、”個性”でもありません。

そして、発達障害を支える方は、毎日見た目は普通の人と同じ宇宙人と生活をするような状況になります。

適切な知識や情報がなければ、日に日に感覚が麻痺し、ともすれば「私がうまく支えられないからだ」とご自身を責めてしまい、支える側が壊れてしまうリスクさえあるのが、発達障害の恐ろしさであり不幸な面でもあると言えるでしょう。

そのような思いから、結婚前から数えて8年以上、発達障害を持つ夫と暮らしてきた中で気づいたこと、学んだこと、失敗したことなど体験談を共有することで、ケアラーの助けになれればと思い、このブログを立ち上げることにしました。

発達障害を支える全ての方が、少しでも心身健康に過ごせることを願っております。

 

【お断り】

・本ブログは、発達障害の方を非難するものではございません。しかし当事者の方には耳が痛い表現も多く出てきます。不快な方は読むのをご遠慮ください。

・筆者は医療従事者ではありませんので、あくまでケアラー目線で生活の中で気づいた経験談をまとめていきます。専門的な治療などは、精神科にご相談ください。

・本ブログは、発達障害ADHDおよび自閉症スペクトラムを持つ方を支える、ケアラーの立場の方を対象に執筆していきます。発達障害当事者の方への支援については、ご自身で専門家の方にご相談ください。

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