離婚?治療?発達障害を持つパートナーと、どう生きるべきか

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配偶者が発達障害認定された、もしくはその疑いが強そう。。となった時に、このまま一緒にいるか、お別れした方が良いのかと悩む方は多い物です。

カサンドラ歴8年の筆者もおそらく5億回くらいは自分に問いかけたので、気持ちはよくわかります。そこで、筆者が経験したこと、学んだことから、筆者の見解をまとめてみようと思います。

ズバリ結論:そのまま受け入れる or 別れましょう

分かれ道は2つです。

結論をはっきり言うと、発達障害は治りません。薬を飲んでも、治りはしません。

要するに、そのまま丸っと受け入れるのか、別れるのか、の2択しかありません。

まずはこの残酷な現状を理解しましょう。

 

カサンドラになる方の多くは、発達障害の方をなんとか定型発達のようにしようとします。そして、定型発達者の様に振る舞えないから、自分の思うようになってくれないから、ストレスになるのです。

しかしこれ、本当に相手にとって良いことなのでしょうか。

相手は本来、相手のままで良いはずではないでしょうか?

 

発達障害者と離婚するか続けるか、チェックポイント

悩むことから、思考することにシフトしよう

発達障害者をそのまま受け入れるには、定型発達者の精神的・経済的な自立が必須となってきます。

筆者のおすすめは、下記を考えてみることです。

発達障害のパートナーとでも、結婚を継続できるチェックポイント

  1. 自分と相手の精神的な線を引ける
  2. 相手に期待することを手放せる
  3. 自分の人生を生きれる(自立して生きられる)
  4. 相手や相手の人生は自分の所有物ではないと思える
  5. 自分のことや子育てを期待せずに自分で出来る

どうでしょうか。めちゃくちゃ、厳しいですよね。。

 

これが無理だと思うのであれば、傷が浅いうちに、1日でも早く、発達障害の方とはお別れしてお互い別の人生を選ぶべきです。

あなたがどんなに相手に共感して欲しくても、頼りにしたくても、”普通”な夫婦になりたくて、無理なものは無理なのです。

 

繰り返しますが、発達障害は、治りません。知的障害のない自閉症なのです。障害者手帳だって、申請すれば、降りるのです。障害者雇用枠で働くことを国が認めているのです。個性でもないし、頑張りではどうにもならない物です。そして、発達障害は、悪ではありません

発達障害は立派な離婚理由になる

新たな人生、全然、あり!

今では3組に1組は離婚する、と言うのが日本です。

さらに、発達障害に対する世間の認知はグングン上がっています。こんな世の中ですから、発達障害により結婚生活を継続することが不可能だった、と言うのは立派な理由となるのではないでしょうか。発達障害は個性と言う綺麗事に騙されている世間は多い物ですが、発達障害は、知的障害を伴わない自閉症です。国も認めており、障害者手帳がもらえるのです。ここは事実として、冷静に捉える必要があります。

大切なことは、配偶者が悪いから、障害が悪いから、ではありません。お互いが自分であるために最善の結論が離婚であるならば、それもまた、愛なのではないでしょうか?

離婚するか悩んだら、別居もオススメ

気持ちをはっきりさせるメリットがある

筆者はADHDを持つ夫と結婚して丸6年が経ちました。その中でも、最初の3年間はまるで地獄より地獄でした。

4年目を迎えた春先には、自分でアパートを借りて、自宅を出たことすらありました。しかしこの時筆者は、自宅を出るまで希望に満ち溢れていたのに、アパートに着いたら寂しくて寂しくて、夫がどれだけ自分にとって大切かをたった3日で思い知らされることとなったのです。

夫を受け入れずに、ライフハック本を読んだりして、発達障害を持つ夫を定型に当てはめようとしていた自分についても反省をしました。

夫はいつでも筆者にありのままに寄り添ってくれたのに、ありのままの夫に文句ばかり言って寄り添わなかったのは、自分だったと気づいたのです。

そんなわけで筆者はここから、発達障害なんてどうでもいい、この人と腹を括って行けるところまで生きよう!と決意しました。

 

そして、これから月日が経ち、今度はなんと夫が家出しました。筆者が出張から帰ってきたら、彼の荷物が少なくなっており、話を聞いたらなんと勝手にアパートを借りて、出ていってしまったのです。

しかしここでも、夫曰く「寂しさの神が降りてきた」と言うほど、二人で暮らした日々のありがたみを痛感したとのことで、1週間もしないうちに自宅に戻って来ました

 

筆者夫婦はこうして一応元に戻り、結婚を継続するために更なるコミュニケーションを図ることとなったのですが、このように筆者は自身の経験から、別居は離婚の前には試す価値はあるのではないかと思います。

結婚を継続するのか、離婚するのか、お互いの気持ちがはっきりできるからです。

1点、別居する際はどちらかが一方的に断りもなく自宅を出ていくと婚姻の放棄をみなされ、もし調停離婚となる場合は落ち度になるので、この辺は考慮してください。

 

夫婦の形は人それぞれ、人は一人一人全員が違います。

自分にとっての最適な人生を見つけられるといいですよね!

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